「最低7時間睡眠が理想」は大ウソである…医師「自分に最適な睡眠時間を把握するたった1つの方法」
人間にとって最適な睡眠時間はどのくらいか。日本睡眠学会理事で医師の櫻井武さんは「1982年、アメリカの100万人以上を対象にした調査では、6.5〜7.4時間睡眠の死亡危険率がもっとも低いことが示されている。しかし、これは調査対象者が30〜102歳の男女と幅広く、睡眠時間もベッドでゴロゴロする時間も含まれている可能性が高いので、正確性に欠けていると考えるべきだ。自分の最適な睡眠時間の目安としては、昼間、眠気に襲われることなく、本来やるべき作業をしっかり行なうことができるかどうかをみるといい」という――。